ことば

文学作品を国語辞典に載せるかという問題

こんにちは、キジくんケンケンブログのキジけんです、ケンケン。

「新解国語辞典第二版」1(小学館)には、「走れメロス」という太宰治の作品が立項されている。「走れメロス」は国語辞典に載せる必要があるのだろうか。

 

「走れメロス」が有名なのは同意する。しかし、これを載

せたら、他の文学作品も載せなければならないのではないかと心配する。

新解国語辞典第二版には、夏目漱石の「坊っちゃん」はない2のに、「吾輩は猫である」はある3。宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」はないのに、「風の又三郎」はある。

こういう判断はどこから来るのだろうか。

そもそも、国語辞典というのは言葉を載せるためのものなのに、文学作品のような固有名詞を載せるのは妥当なのだろうかと疑問に思ったのである。

以上です、ケンケン。

註釈
  1. 新解国語辞典というものが存在するので、「新明解国語辞典」を「新解さん」と呼ぶのはどうかなと思っている。[]
  2. 「坊ちゃん」という普通名詞は立項されている。[]
  3. ここでいう「ある」「ない」は見出し語として立項されているかどうかを意味する。[]

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