こんにちは、キジくんケンケンブログのキジけんです、ケンケン。
今回は、手元の辞書たちが、どんなことに「むかつく」のか、例文を引用します1。
ここでいう「むかつく」とは、「癪にさわる」の意味でして、「吐き気がする」の意味ではありません。
顔を見ただけで・・・
「顔を見ただけでむかつく」
(見やすい現代国語辞典(三省堂。2010年9月10日))
「顔を見ただけでむかつく」
(三省堂現代新国語辞典第六版(三省堂。2019年1月10日))
「顔を見ただけでむかついてくる」
(明鏡国語辞典第三版(大修館書店。2021年1月1日))
「顔を見るだけでむかつく」
(大辞林第四版(三省堂。2019年9月20日))
同じような例文ばかりで、少々ムカついてきます。
「声を聞くだけでむかつく」
(新解国語辞典第二版(小学館。1999年1月1日))
ちょっとひねりが加わりましたが、そんなに変わらない例文ですね。
その他
「なまいきな態度にむかつく」
(旺文社標準国語辞典第八版(旺文社。2020年12月4日))
「むかつくようなお世辞を言う」
(学研現代新国語辞典改訂第六版(学研プラス。2017年12月19日))
僕は、旺文社標準国語辞典第八版のようなしっくりくる例文や、学研現代新国語辞典改訂第六版のようなユニークな例文が好きです。
いかがでしたか?
「いかがでしたか?」でムカつきましたか?
以上です、ケンケン。
註釈- 辞書の年月日は、その版の発行年月日(年は西暦)です。複数の刷があるものも、第一刷の年月日に則るものとします。例文中、その語句は「―」等の記号を使用せず、文字で明記するものとします。[↩]