ことば

登山の合・勺

こんにちは、キジくんケンケンブログのキジけんです、ケンケン。

山では何合目という言い方があるが、合の10分の1の「勺」(しゃく)なんていう表現があるなんて僕は知らなかった。

登山をするにとっては常識的なことでも、登山をしない僕(キジ)にとっては常識ではない。

何合目というのは、ふもとと頂上を標高差で10等分しているのだと僕は思っていた。

標高差ではなく、頂上までの道程どうていを感覚で分けているようだ。

だから、登山が楽なふもと近くは1合の道のりが長いとのこと。

しかし、何合目というのは実際の登山の感覚と合致していないという意見もあるようだ。

それと、同じ山でも、登山道によって5合目の高さは異なることもある(少なくも富士山はそうだ)。

「ここは何合目」と決めてしまうと、それに従って(登山の感覚とは関係なく)「ここは何合目」「ここは何合何勺」と決めなくてはならなくなる、ということだと思う。

富士山で「ここは0合目」と定められた場所があるかどうかは僕は知らないが、ネットでは「0合目」という表現は見付かる。多分、麓の登山の開始場所を0合目と呼んでいるのだと思う。

海抜0メートルの場所が0合目となるのではなさそうだ。

1合目が麓という意味でもない。

富士山の吉田口だと、鈴原天照大神社(すずはらてんしょうだいじんじゃ)というところが1合目だそうな。そこが既に1520mの高さだそうだ。

ただ、そもそも何をもってして麓なのかという問題はある。日本全体が富士山の麓なのだろうか。

だとしたら、僕たちは富士山の麓に住んでいることになるのだろうか。

しかし、僕の住んでいるところを富士山の麓と呼ぼうと、僕は一生 富士山の頂上に登ることはないだろう。「家に帰るまでが登山」である。山を甘く見てはいけない。甘く見ていい山は砂糖の山だけである(←ここ大事)。

・・・

えっ、ナニナニ? 「きのこの山」もあるって?

以上です、ケンケン。

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