ことば

素直すぎる三国

こんにちは、キジくんケンケンブログのキジけんです、ケンケン。

三国(三省堂国語辞典)は、語釈が素直過ぎるのではないかと思います。

例えばこんな感じです。(以下で挙げるのは、基本的な語釈のみとし、用例や漢字表記、派生的な意味等は書きません。)

からす 「カーカー」と鳴く、中形の黒い鳥。多く家の近くにすむ。

(三省堂国語辞典第七版「からす」)

ナニナニ科ナニナニ属の鳥だとか、そういう難しいことは何も書いていません。

それが明鏡国語辞典だと、眼鏡クイッしながらいろいろ知識を語ってしまいます

からす カラス科カラス属の鳥の総称。大形でくちばしが大きく、全身黒色のものが多い。羽には光沢がある。林や人家の近くにすみ、雑食性。日本にはハシブトガラスとハシボソガラスが全国に分布する。その色や不気味に「かあ、かあ」と鳴く声の印象などから不吉な鳥とされるが、知能は高く、神の使いとする信仰もある。

(明鏡国語辞典第三版「からす」)

三国で、別の言葉に行きましょう。

うさぎ 耳の長い小形の動物。うしろ足が長く、よくはねる。

(三省堂国語辞典第七版「うさぎ」)

見たまんま、何の専門的な解説もありません。

なす 夏から秋にかけてとれる、野菜の名。皮は黒むらさき色。なすび。

(三省堂国語辞典第七版「なす」)

どこ原産だとか、何年草だとかも言いません。

以上です、ケンケン。

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