ことば

「増毛」が載っている辞書は意外と少ない

こんにちは、キジくんケンケンブログのキジけんです、ケンケン。

「増毛」(ぞうもう)という言葉は、猫も杓子も1知っている言葉だと思いますが、意外と載っていない国語辞典は多いです。
載っている辞書も少々ありますが、みんなが知っている言葉だという割に、載っていない辞書は多いです。

なお、ここで扱うのは「毛を増やす」という意味の「増毛」であって、「増毛」(ましけ)という地名については扱いません。

僕の手元の辞書で、載っている辞書・載っていない辞書を紹介します。

ここでは、次のいずれかに該当する場合、「載っている」ということにします。
・「増毛」が独立見出し(親見出し相当)として立項されている。
・「増」の用例として存在する。
・「毛」の用例として存在する。

「増毛」が載っていない辞書

新解国語辞典第二版(小学館。1999年1月1日)
新選国語辞典第九版ワイド版二色刷(小学館。2011年1月31日)
旺文社国語辞典第十一版(旺文社。2013年10月13日)
集英社国語辞典第3版(2012年12月19日)
現代国語例解辞典第五版(小学館。2016年11月20日)
学研現代新国語辞典改訂第六版(学研プラス。2017年12月19日)
岩波国語辞典第八版(岩波書店。2019年11月22日)
三省堂現代新国語辞典第六版(三省堂。2019年1月10日)
新明解国語辞典第八版(三省堂。2020年11月20日)
旺文社標準国語辞典第八版(旺文社。2020年12月4日)
例解新国語辞典第十版(三省堂。2021年2月10日)

辞書の年月日は、その版の発行年月日(年は西暦)です。複数の刷があるものも、第一刷の年月日に則るものとします。また、引用の際、見やすくするために改行を入れたり、漢数字を算用数字に変えたり、細かい記号や歴史的仮名遣いを省略したり、文字装飾等したりすることもあります。

「増毛」が載っている辞書

「増毛」が載っている辞書は次の通りです。

三省堂国語辞典第七版(三省堂。2014年1月10日)
広辞苑第七版(岩波書店。2018年1月12日)
明鏡国語辞典第三版(大修館書店。2021年1月1日)

ぞう もう[増毛](名・自他サ)植毛などによって かみの毛をたくさんふやすこと。

(三省堂国語辞典第七版(三省堂。2014年1月10日))

三省堂国語辞典では「自他サ」だから、「増毛する」という言い方はあるとは思いますが、なんとなくおさまりが悪い感じもします。

ぞう-もう【増毛】頭髪を補うため、人の毛や人工の毛を頭皮に付け加えること。→育毛

(広辞苑第七版(岩波書店。2018年1月12日))

 

ぞう-もう【増毛】[名] 髪の毛を増やすこと。人工毛髪などを使って薄くなった自毛を補うこと。
(明鏡国語辞典第三版(大修館書店。2021年1月1日))

 

以上です、ケンケン。

註釈
  1. 「猫も杓子も」の意味は猫も杓子も知っていますよね。[]

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